在学生・卒業生の声

青山 泉
ニューロサイエンス看護学 博士後期課程1年
社会人コース(2020年4月在学中)

コロナウイルスで大学院が閉鎖された中での入学でした。
他学での修士取得であった為、友人も居ない中で不安や心配が募ると予測しました。
そんな中、オンラインで始まったニューロサイエンス研究会で出会うプロフェッショナルな看護師達や実践力を身に着け知識が豊富な在校生・卒業生達に「繋がり」を感じ、不安や心配がなくなりました。
大久保先生が一人一人の居場所を作って下さるので、緊張しやすい私も直ぐにありのままでいられるようになりました。
アロマテラピーがニューロサイエンス学と結びつき根拠ある研究をしたいと大久保先生は常に自分の気持ちを大切にしてくれて自尊心を高めながら関わって下さるので学生としてはもちろん、教育者としても憧れの存在です。
どんな看護をしたいのか?どんな研究者や教育者になりたいのか?
自問・疑問を持つ毎日ですが、ニューロサイエンス研究会での学びやディスカッションが看護をもっと好きになり、その探求が出来る充実したかけがえのない時間です。

吉本 巧
ニューロサイエンス看護学 上級実践コース(社会人コース)
修士2年(2019年4月現在在学中)

私は社会人として入学し、病院で働きながらニューロサイエンス看護上級実践コースで学んでいます。働きながらの院生生活は自分の休暇を返上することも多く、仕事と院生生活の両立は本当に大変です。しかし、大久保先生や職場の方々、院生の皆様の協力もあり両立が出来ています。
院生生活はとても充実しており、高度実践看護師として必要な知識や技術を学びながら、ニューロサイエンス看護高度実践看護師はどうあるべきなのかを模索している最中です。私は、特に神経難病患者の看護に興味を持っており、神経難病患者がよりよい入院生活や在宅生活が送れるように、高度実践看護師としてどう関わっていけば良いのか、患者のQOLを考えた看護実践とは何かを考えながら学びを深めています。
大久保先生をはじめ、先輩方や同期の院生達もニューロサイエンス看護に対する情熱が強く、各々の院生の研究テーマも異なり、お互いに刺激し合いながら学びを深めています。
ニューロサイエンス看護に興味のある方は、ぜひ一緒に学んでいきましょう!

杉山 理恵

ニューロサイエンス看護学 上級実践コース(社会人コース)
(2019年度上級実践コース修了)
現在、日本医科大学付属病院勤務

大学院の授業は学生同士のディスカッションのため、事前学習と資料準備が重要です。相手に伝わる資料作り、伝わるプレゼン能力を繰り返し求められ、養われていきます。また、ディスカッションには、臨床で実践に結びつけるためのエビデンスが必要となり、国内文献だけでなく、海外文献を読むための英語力も養うことができます。講義で学習を深めた内容を演習で試してみることや、活躍している他領域の専門看護師(CNS)や専門家の実践を見学することで、ニューロサイエンスのCNSとして必要な要素が何かを考えることが、自分の成長につながっていると感じています。
アメリカでの演習は、アメリカの高度実践看護師との交流から、日本とアメリカの違いから、大きな壁を感じたこともあります。そのため、私は2年目の終わりに再度、アメリカに行き自分の疑問を解消し、新たな課題に挑むヒントをもらえたと思います。
働きながらの院生生活は、決して楽ではありません。仕事との両立は、自分との戦いでもありますが、学習した知識や技術をすぐに実践で使ってみることができるため、学習する醍醐味はあると思います。充実した3年目を迎えていると思います。

安田 みなみ
ニューロサイエンス看護学 博士課程1年
(2018年度看護技術学修士論文コース修了)

聖路加看護大学にて大久保先生から看護形態機能学を学び、その影響で脳神経看護に興味を持ち、卒業後は横浜市内の大学病院の脳卒中科・脳外科で勤務していました。臨床実践の中で、脳神経の解剖生理学の知識が不足していることを実感したり、また脳神経の解剖生理学に対し苦手意識を持つ同僚や後輩が多く、学生時代に学習した知識が看護実践に繋がりにくい現状にある臨床看護師が多い現状を目の当たりにしました。脳神経系領域は血管や神経など複雑であり、障害される部位によって生じる症状が異なり、その理解の程度により患者の病態の理解やアセスメント、看護ケアに大きく影響します。脳神経の解剖生理学に対する臨床看護師の苦手意識を緩和し、臨床で活用できる知識を修得するための教育方法について興味を持ち、看護基礎教育における教授方法や卒後教育について追究したいと考えました。修士課程では、特論で看護基礎教育における解剖生理学教育の現状や卒後教育についての文献検討を行い、演習では臨床看護師に対し脳血管模型作製のセミナーを開催することなどを経験し、看護につなげる解剖生理学教育について自身の考えを深めました。結果、解剖生理学に関する臨床看護師の学習ニーズは高いものの、継続教育の場が少なく、継続教育の必要性が明らかとなりました。
博士課程では、臨床看護師が看護実践で解剖生理学の知識をどのように活用しているのかという思考過程と困った内容について調査し、「看護でなぜ解剖生理学が必要か」を明らかにするとともに、臨床看護師が学びたい時に学べる解剖生理学のe-learningを作成したいと考えています。

武田 希帆子

ニューロサイエンス看護学 修士課程
(2018年度上級実践コース修了、
2019年日本看護協会 慢性疾患看護専門看護師 取得)
現在、聖路加国際病院 勤務

私は子どもが2歳の時に入学しました。育児しながらの大学院生活では、夕方以降の授業や研究会、また米国での演習の際に、家族の協力を得るための調整が必要であったり、保育園のお迎えまでの制限時間があるために、他の院生に比べて、課題や研究に使える自由な時間が限られているという事は確かにありました。しかし、素直な感想としては、むしろ、子どもが居てくれたおかげで、かえってメリハリがつき、限られた時間内に最大限の集中力を発揮することが出来、また夜は子どもと一緒に早く寝る事が多かった事で、日中の活動効率は抜群に良かったように思います。
困難の都度、先生が私にとって良い方法で行えるよう相談に乗って下さり、またニューロサイエンス看護学を専攻する仲間達が素晴らしいチームワークでサポートしてくれました。もちろん、家族の理解あっての学生生活であったことは言うまでもありません。自分らしいライフスタイルの中で、悔いなく、好きな事、やりたい事を追求した、楽しく意味のある2年間でした。

大坪 賢治

ニューロサイエンス看護学 上級実践コース
(2019 年度上級実践コース修了)
現在、神戸市立医療センター中央市民病院勤務

私は大学院に進学する前は神戸市の市民病院の脳卒中センターで勤務していました。入院当初は意識状態が悪く、意思疎通が困難だった患者と初めて通じ合えた瞬間や患者が車いすに座れた日、食事ができた時など全ての時間が私にとっての宝物であり、働く上での原動力でした。しかし、入院期間の短縮化が進む中でその人にとって最善のケアとは何かを考え、悩むことも多くありました。私はどのような時も、対象となる人を中心とした看護を実践できる看護師になりたいと考え、ニューロサイエンス看護学を学ぶ事を決意しました。大学院では脳神経疾患の病態や神経可塑性のリハビリテーションを学ぶだけでなく、片麻痺を抱える患者の身体体験や臨床倫理といった様々な事を学ぶことができます。また私は重度意識障害を抱える対象者を中心とした看護を自身のテーマとして授業や演習で学びを深めています。忙しい毎日ですが、臨床にいた時には考えもしなかった視点に気づくことも多く、非常に楽しい日々を過ごしています。

軽部 奈弥子
ニューロサイエンス看護学 修士課程
(2017年度上級実践コース修了、
2019年日本看護協会 慢性疾患看護専門看護師 取得)
現在、国際医療福祉大学成田病院 勤務

私はこれまで脳卒中リハビリテーション看護認定看護師として、脳神経疾患や脳血管障害患者の看護に携わる中で、この分野をより深く学びたい、そして、実践の根拠につながる研究をしたいと考え進学しました。大学院では、麻痺のある患者さんの身体経験の理解、脳死や重症意識障害患者の倫理、そして、社会資源の活用と法律など急性期から維持期を通して、脳神経に特化した特徴的で継続的な関わりを目的とした学びがありました。さらに演習では、様々なフィールドでこのような専門的知識を生かした実践を脳神経看護領域の専門看護師としての役割を発揮しながら行います。日本だけでなく、ニューロサイエンス看護を専門とする上級実践看護師が活躍する米国での演習は、さらに専門的な視野を広げる経験となりました。課題研究では、脳卒中後の麻痺側上肢の改善に関するレビューを行い、ニューロサイエンスに基づく看護ケアについて考察しました。今後はこれらの専門的な知識と実践、そして研究をつなげて臨床に応用していきたいと思っています。

岩室 理恵
ニューロサイエンス看護学 修士論文コース
修士2年(2019年4月現在在学中)

私は、脳卒中リハビリテーション看護認定看護師として、脳に疾患を抱える患者さん一人ひとりに向き合い看護をしてきました。その中で、一人で良い看護はできないこと、スタッフを指導することの難しさ、根拠のある看護の少なさに直面し、今の自分にできることの限界を感じていました。その頃、認定教育機関の武田保江先生に大学院への進学を勧めていただきました。そして、「脳神経看護の最前線に立ち、今後の脳神経看護を考えていく一人になりたい。そのために研究手法を学びたい。」との想いから、ニューロサイエンス看護学を専攻しました。大学院では、言葉一つひとつの意味を考えました。そして、多くの院生とディスカッションをすることで自分の考えを言語化できるようになり、また国際的に開けた環境での学びは、視野の広がりと考え方の柔軟化に繋がりました。ニューロサイエンス看護学は、知識だけでなく、これからの脳神経看護を考える力を養い、人間的に成長できる場だと考えています。そのような環境を整え、公私ともに支えてくださっている大久保暢子先生に感謝しています。

小林 由紀恵
ニューロサイエンス看護学 上級実践コース
修士1年(2019年4月現在在学中)

脳神経外科病棟で働き始めた頃、脳神経疾患患者に対する看護の特異性が見いだせず、自身の看護に自信が持てずにいました。この問題を解決すべく、脳卒中リハビリテーション看護認定看護師となり、意識障害患者や片麻痺患者などに対する生活行動再獲得に向けた看護を実践してきました。しかし、重度意識障害患者に対する離床方法や失語症患者のEBNに基づく急性期看護など、また研究されていない未開拓の看護が、他領域の看護に比べて多いことに気づかされました。一方で、これらの問題解明が脳神経看護の特異性を見出すことにつながるのではないかと考えるようになりました。このような背景から、看護開拓には研究が必須であるため、脳神経看護のパイオニアとしてご活躍されている大久保暢子先生の元で、専門性の高い脳神経看護学並びに研究手法を学びたいと思い、本専攻の上級実践コースを選択しました。
入学して半年になりますが、発症直後の片麻痺患者の意味世界を捉えることで見えてくる患者の苦悩や努力など、これまでとは異なる角度から患者を理解する方法を学んだり、神経可塑性の最新研究について学び看護研究への示唆を得たりと有意義な時間を過ごしています。また、本大学院では選択科目も充実しており、統計学や研究の概念など専門的立場にある教員からわかりやすく教授して頂くことも可能です。現在、自分の知りたいことを知ることができる充実感に浸りながら日々楽しく過ごしています。脳神経看護に興味のある方はぜひ、本大学院で学ぶことをお勧めします。未来の脳神経看護について一緒に語り合いましょう。

吉田 仁美
ニューロサイエンス看護学 上級実践コース
修士1年(2019年4月現在在学中)

看護学部を卒業後、都内の大学病院の脳神経外科で勤務し、その後埼玉県立病院の脳神経外科で臨床経験を積んできました。背面開放座位の研究を行う際、大久保先生の研修を受講したことがきっかけで、ニューロサイエンス看護学という学問が日本で開講したことを知り、これからも脳神経看護に携わりたい、もっと患者さんに寄り添った脳神経看護を深めていきたいと思い、入学を決意しました。
入学して 半年以上が経ちますが、プレゼンテーションやディスカッション形式の授業がほとんどで、ニューロサイエンス看護学を主体的に学ぶことができます。また、他職種のゲストスピーカーの講義もあり、今後の脳神経看護における多職種連携を考えていくにあたりとても有意義な学びの場が沢山あります。
課題や予習で大変なことも多いですが、聖路加は大学院生の数も多く、領域を超えて共に頑張ることができる仲間がいてくれることも、学生生活の支えになっています。子育てをしながらの学生生活ではありますが、家族の協力を得ながら、また公私ともに相談に乗ってくださる大久保先生に支えていただき、忙しくも充実した環境で学んでいます。

樋口 一実
ニューロサイエンス看護学 修士論文コース
修士1年(2019年4月現在在学中)

私は、自分の看護師としての力不足を感じ、臨床の技術と研究手法を学ぶために入学しました。この研究室に進むことを決めたのには二つ理由があります。まず一つは、脳神経疾患やその患者さんへの看護を日本で学ぶにはここが最適な環境と考えたためです。あらゆるカリキュラムや大学院の学習環境が充実しているのも強みだと思います。教員や学生同士、さらには脳神経疾患看護に関わる専門看護師や認定看護師、医師や医療分野以外の領域においても活躍されている方々とのディスカッションから、総合的な知識と技術も学習することができます。二つ目は、ニューロサイエンス看護学の知見が、脳神経疾患や精神看護領域などで大きな可能性を与えてくれると考えているからです。自分自身の課題や無力さに直面することもありますが、周りの方々の支えに助けられています。とにかくまずは修士の研究能力と実力を身に着けるために勉強していきます。

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