【学外活動】東京八重洲ミッドタウンにて高知県馬路村とコラボしアロマハンドマッサージを行いました！

2024.09.23

残暑厳しく、まだまだ暑い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

院生の佐藤です。

この度は、2024年9月20日（金）に東京八重洲ミッドタウンにて行われた「馬路村のゆず食材を楽しみながら、これからの馬路村の可能性を語り合う会」に参加し、参加者の方々へアロマハンドマッサージを行いました。

イベント詳細URL：https://www.potluck-yaesu.com/event/20240823/2444/

【9/20 POTLUCK BAR】馬路村のゆず食材を楽しみながら、これからの馬路村の可能性を語り合う会。

今回のイベントのテーマである馬路村のゆず食材を楽しむために、馬路村の看板飲料である「ごっくん」だけでなく、今年発売が開始した「馬路村のチューハイ　ゆずの森」、そして「ゆずの村酒造　ゆずリキュール（甘口・辛口）」といった多種の飲み物が準備されていました。

冒頭で、大久保先生から、馬路村と聖路加国際大学との共同研究の話、ユズ精油を使った終末期患者様への幸せな時間を作るアロマハンドマッサージの話、脳卒中サバイバーへの脳卒中うつやストレス軽減を目的としたユズ精油やベルガモット精油のアロマハンドマッサージのお話しをしました。

皆、聖路加が行っているアロマセラピーとアロマハンドマッサージに興味を持って下さり、参加者の方からもたくさんの研究への質問や共同研究のお話しを頂きました。

普段、大学の中で研究をしている小さな限られた世界ですが、このような場所にくると研究をいろんな方々に知っていただくことが出来、そして看護者の役割のアピール、看護師が研究をしていることのアピールにも繋がると感じました。とても大きな収穫でした。そして研究をしていて良かった！　研究をきっかけにたくさんの、様々な業種の方と知り合うことが出来、感動しました！　新しい研究の発想も思い浮かんだ今日この頃でした！（BY　大久保）

脳卒中フェスティバルのメンバーもお呼びし、交流することが出来、交流の幅を広げることが出来ました（BY　大久保）

今回のイベントのコアメンバーとして参加されていた方々と。

また、ゆずを使用した様々な調味料を活用し、ビュッフェ形式でたくさんのお料理が並んでいました。

【お料理詳細】具入りゆず寿司の素を使用した太巻き、肉みそピーマン、1000人の村のポン酢しょうゆを使用したなすのたたき、ゆずしぼりを使用したホタテのカルパッチョ、青オニゆずこしょうを使用したきんぴら

どれも本当においしく、たくさんの調味料を有効活用されたお料理の数々でした！

このような素敵な空間の中で、冒頭で大久保先生からも詳細を記載させていただきましたが、聖路加国際大学として、アロマハンドマッサージブースを設けていただき、参加者の方々にアロマハンドマッサージを行いました。

日頃なかなかお会いすることができない企業や行政の方々が多く、とても新鮮で素敵な出会いがたくさんありました。

お写真は、順に、NPO法人ZESDAの上野さん、塩野香料株式会社の鎮守さん、馬路村農協の木下専務のご親戚で馬路村観光大使をされており、都内で高知の食材を使用したビストログラッソを取り仕切られている山下さんです。

ここに載せきれなかった多くの方々にも、馬路村のゆずシードオイルとゆず精油、ベルガモット精油を使用したアロマハンドマッサージを体験していただきました。

体験していただいた方々の感想として、「ゆずの香りがブースに広がっていてとても癒されました！」や「普段眠れなくて眠れる香りを探していたのですが、このゆずとベルガモットの香りはとっても効きそうです！」といった香りに関する感想だけでなく、香りとマッサージにより心もほぐれたのか日頃募っていた様々な思いを吐露してくださった方もいらっしゃいました。

改めて、体験していただくことの大切さや、アロマハンドマッサージを通して身も心もほぐれることを実感しました。

現在、私の所属する大久保研究室では、「脳卒中サバイバーに対するアロママッサージの評価～心身ストレスに焦点をあてた観察研究～」に取り組んでおります。

今回のイベントでいただいた感想にもある「癒された」ということや「心もほぐれた」ということを科学的に根拠付けることで、今後医療の現場でアロマを活用する機会が増えることや痛みなどで苦悩を抱える方々の一助としてアロマを活用することができることを願って、日々、大久保先生の研究に携わらせていただいております。