【学外活動③】7月26日、27日阪神梅田本店にて馬路村と共同ブースとしてアロマハンドマッサージ体験を実施しました！～第3弾～

2024.07.29

みなさんこんにちは。院生の佐藤です。

続けてお届けしている7月26日、27日の2日間、阪神梅田本店にて実施した高知県馬路村とのコラボ企画である

馬路村のユズ精油とベルガモット精油、ユズシードオイルを使用したアロマハンドマッサージ体験のご報告～第3弾（最終回）です。

今回は、「馬路村農業協同組合で勤務する方の脳卒中後遺症があるご家族とのすてきなエピソードと素敵な方々と出会い」についてです。

今回のイベントに至った経緯を遡ると、

今年の2月29日、3月1日に馬路村を訪問させていただいた際、馬路村農業協同組合で勤務されている方々にアロマハンドマッサージを体験していただいたことから始まります。

こちらはその際のお写真です。馬路村農業協同組合の場所をお借りし約20名の方に実施しました。

そこから発展し、今回百貨店で行われる四国物産展の一角でアロマハンドマッサージを実施することができました。

初めてこうした場所で実施するため不安もありましたが、馬路村の方々の温かい支えや今回参加してくださったセラピストの方々のおかげで無事２日間を終えることができました。本当にありがとうございます。

今回のイベントのきっかけとなった2月に行った馬路村でのアロマハンドマッサージ体験で、実施させていただいた馬路村農業協同組合の本澤さんから、

「いただいたトリートメントオイルで、17年前に脳梗塞になって麻痺が残ったおばあちゃんにマッサージをしたんです。見よう見まねですが、やってみたらすごく喜んでくれて嬉しかったですし、マッサージを通しておばあちゃんの手に触れながら会話をすることができました。」

というお話を伺うことができました。

大久保先生の研究室では、脳卒中サバイバーの方を対象にした研究を主に行っております。

脳卒中とアロマを掛け合わせて、脳卒中サバイバーに対するアロマハンドマッサージを実施する機会として、月１回開催している脳活カフェや年に１回開催している脳卒中フェスティバルがあります。脳活カフェでは、毎回アロマハンドマッサージ体験を行っているわけではありませんが、クリスマスの近くや時間を拡大してお届けする際に主に実施しております。今後は様々な方法で実施していきたいと考えております。

こうした活動を普段行っているため、脳梗塞によって後遺症があるご家族に施術していただけたことがとても嬉しかったですし、何よりご自身が体験されたことをその後、ご家族に実施された本澤さんの温かな心が感じられた素敵なエピソードでしたので、ご紹介させていただきました。本澤さんありがとうございました。

この２日間、本当にたくさんの方々に施術させていただき、ここには載せきれないほどのたくさんの素敵な出会いがありました。

一日目は看護師の方も多く、SCUで勤務されている夜勤明けの方やこれからホスピスに転職されるご予定がありこうしたアロマを活用した関わりにご興味がある方とお話することもできました。

また、馬路村のイラストレーターの田上さん、馬路村の公認会計士の南さんなどなど書ききれないほどたくさんの素敵なご縁を繋いでくださった馬路村農業協同組合の木下専務には感謝しきれません。

また、馬路村の村長にもお会いすることができました。

みなさんのおかげで、笑顔いっぱいのアロマブースになり、本当に忘れられない思い出になりました。日々研究に取り組むのも大切ですが、こうして学外の活動も経験することで、新たな発見や出会い、素敵なご縁、次の企画につながっていくということを体感することができた貴重な機会となり、より研究に対して活力が湧きました。関わらせていただいたすべての方に感謝しております。