みなさまこんにちは。ニューロサイエンス看護学専攻 修士2年の佐藤 蘭です。
今回は、ミツロウクリームを作成した様子についてのご紹介です!
大久保先生と、脳活カフェでいつも素敵なウクレレの音色と歌声を奏でてくださるリナリナさんと一緒に作成しました。
作っている様子を簡単にご紹介します。
まずは、ミツロウとホホバオイルを計量しながらビーカーの中に入れていきます。このミツロウは、先日高知県馬路村農協の木下専務から送っていただいた日本ミツバチの蜂の巣から作成したものです。詳細は一つ前の記事をご覧ください。
ホホバオイルの透き通った色とミツロウの濃い黄色が相まって、とてもきれいな瞬間でした。
温めてミツロウが溶けたらよく混ぜ、粗熱が取れたら精油を入れてよくかき混ぜます。
温めるとミツロウの甘い香りへ部屋にふんわりと広がりました。
このお写真で入れている精油は、いつもご協力いただいている馬路村農協様のゆず精油です。
馬路村のゆず精油は、何度かいでも心がほっとするような安心感のある香りで癒されます
ベルガモット精油も使わせていただきました
また今回はその他に、日本のいろんな和精油でミツロウクリームを作ろう!ということで、グリーンフラスコ様より購入させていただいた6種類の精油も使用しました。
グリーンフラスコ様から購入した精油の種類は、
戸田香果橘(へだたちばな)、四万十ショウガ、木曽ヒノキ、青森ヒバ、沖縄月桃、GFゼラニウムです。ゼラニウム以外は、和精油で国内で採れた植物から作られています。
グリーンフラスコの代表である林様とは、日本アロマセラピー学会の薬剤部会・植物療法部会フィールド実習研修会で初めてお会いしました。その際、ご紹介いただいた戸田香果橘の香りに魅了され今回こうしてご縁がつながりました。
日本古来からある橘(たちばな)という果実は、古事記、日本書記では不老不死の力を持った非時香菓(ときじくのかくのこのみ)という果実が登場するのですが、これが現在の橘であるといわれています。
植物の歴史についてのお話も大変面白く、いろいろな植物について興味が湧きました。
今回購入させていただいた他の和精油も、どれもとても良い香りだったので身体全体に広がるようにふかーくふかーく呼吸がしたくなる香りでした。素敵な出会いに感謝です
さらに、養命酒製造株式会社の熊谷様よりクロモジの精油をご提供いただきました。
クロモジ精油の成分分析:リナロール59.3%、ゲラニオール10.9%、酢酸ゲラニル7.9%、1.8シネオール2.1%
鎮静、抗不安効果があるリナロールが半数以上含有されているため、香りを嗅ぐととてもリラックスできることが分かります。今後養命酒様には、脳活カフェにお越しいただき、ご講義いただく予定ですのでお楽しみに
たくさんの皆様のお力のおかげで、計9種類の香りでミツロウクリームを作成することができました!
また、ミツロウクリームを作成していると廊下を歩いていた他の先生が香りに誘われて話しかけてくださり、香りでつながるご縁をまた感じました。
最後に、蓋に香りの種類などを記載したラベルを張り完成です。(注意点や使用方法については別紙を添える予定です。)
大久保先生とリナリナさんのご協力のおかげでたくさんのミツロウクリームが完成しました
※今回作成したミツロウクリームは、注意点や使用方法をよく理解し自己責任の上、使用いたします。
これからも、香りでつながるご縁を大切にしていきたいと思います。
最後に、ご興味のある方は各種リンクを添付いたしますので、ぜひご覧ください。
馬路村農協様オンラインショップHP:https://www.yuzu.or.jp/
グリーンフラスコ様のHP:http://www.greenflask.com/
グリーンフラスコ様オンラインショップHP:https://shop.greenflask.com/
養命酒製造株式会社オンラインショップHP:https://www.yomeishu-online.jp/cate/zakka/fragrance/
今日も皆さまにとってよりよい1日でありますように
佐藤