2023年10月、錦糸町で開催された全国の脳卒中サバイバーが集う「脳卒中フェスティバル」に今年も、聖路加班は、救護・アロマハンドマッサージ・ヨガ企画で参加しました!
聖路加国際大学大学院看護学研究科ニューロサイエンス看護学の教員と修士課程、博士課程の院生、そして看護学部生が集い、参加をしました。
救護班は、看護師免許、脳卒中リハビリテーション看護認定看護師、脳神経系疾患者の看護を専門とする慢性疾患看護専門看護師の資格を有するメンバーで対応をしました。
アロハハンドマッサージは、看護師でありアロマハンドマッサージの資格をもつ院生と、アロハハンドマッサージの資格を持つボランティアの方々が集い、脳卒中サバイバーの皆さんに麻痺の手、そして頑張っている健側の手の疲れをいやすお手伝いをさせて頂きました。
頑張っている健側の手に触れると、サバイバーの皆さんから日頃の思いがこぼれだし、気持ちの共有が出来るとても良い時間をなりました。アロマハンドマッサージの予約はあっと言う間に満席となり、皆さんにとても喜んでいただけました。
ヨガは、障害者ヨガという特別なヨガで、ニューロサイエンス看護学では、それを「順脳性ヨガ」と称して実施しています。四肢の障害や意識の障害がある方に、全身のリラックスと脳の可塑性を促すためのヨガです。
今回、このヨガを行った際には、皆さんから、
「脳卒中になってから椅子にしか座っていなかったけど、床に座れる喜びを感じた。座れるんだなと思った。ちょっ足やお尻や腰の緊張が楽になった」、「リハビリの訓練だけでなく、リハビリで頑張るためにも筋肉を和らげたいので、とてもいい」と言ってくださり、皆さん、それぞれの姿勢で参加くださいました。
これからも脳神経疾患をお持ちのサバイバーの皆様とそのご家族とともに時間を過ごしていきたいと思っています。