ニューロサイエンス看護学<アロマ>の窓

ICN(国際看護師学会)発表 in Canada

こんにちは、青山泉です。
先月はカナダ モントリオールで国際看護師学会の発表でした。モントリオールはカナダにありながらヨーロッパの雰囲気を持つ美しい街です。
2年前はオンラインでしたが、実際の参加は、様々なリサーチャーと研究のこと以外にも触れながら、いろんな考えを聴けて自分の視野が広がるのも魅力的です。
 

学会後には、すぐ近くにノートルダム大聖堂があり、ミサに参加しました。
セリーヌディオンが結婚式を挙げた場所でも有名ですが、パイプオルガンの生演奏やステンドグラスが圧巻で、ミサの最後に行われるキリストに心を合わせるために周囲の参加者と目を合わせる時間は多国籍の方と一体感を感じました。聖路加のチャペルも好きですが、神聖な気持ちになれるため、気持ちを鎮静したい時にお勧めです。

そして、「北のハーバード」と呼ばれるマギル大学 と隣接されているマギル大学病院を視察してきました。
 
モントリオールではケベック州の保険証「メディカルカード」を持っていれば基本的に医療費は無料です。またファミリードクター(かかりつけ医師)制度になっています。
表のER入口は全体を覆うシールドなどまだまだ日本と同様にコロナの感染対策で重々しかったです。モントリオールはフランス語が公用語で、案内板も英語より先にフランス語が並んでいました。患者と看護師のやりとりや院内放送も含めフランス語が飛び交う
などモントリオールならでした。

 
2つのニューロクリニックがあり、研究対象者であるパーキンソン病クリニック外来も視察をして来ました。 

病院の周囲には植物が植えられ、患者さんの通院の行き来に癒しを与えていました。

マギル大学は医療者の役割の柱として「Healer(癒し人)」を挙げて教育を行っています。“Whole Person Care”に取り組んでいて、患者の辛さや苦しさを理解するためにも包括的な支援が基礎となっています。その患者に寄り添う姿勢は今後の看護学教育においても必要だと感じました。

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