RESEARCHES

科研費

「看護実践における革新的看護技術の普及戦略モデ ルの構築と評価」

研究目的(概要)
1990年後半から我が国では根拠に基づく医療が重視され、看護分野でも効果研究が盛んに行われている。
効果研究が進み、エビデンス蓄積の多い看護技術は多く存在するものの、その技術が臨床現場に導入され定着に至ったケースは少ない。
申請者が長年研究してきた「背面開放座位」技術も一例であり、エビデンスは蓄積されているが、長年慣れ親しんできた看護技術が根強く残り障害となって、幅広い臨床現場への普及には至っていない。
本研究は、根拠に基づく新たな看護技術を「革新的看護技術」と称し、普及に成功した、あるいは普及に苦慮している革新的看護技術の事例分析、比較分析を行い、普及理論とイノベーションプログラムマネジメント方法論を基盤に革新的看護技術が臨床現場に普及するための、普及戦略モデルの構築と評価を目的とする。

関連資料
日本の看護におけるイノベーションの概念分析

背面開放座位ってなに?

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