こんにちは、青山です。
暖かくて、春の到来を感じるこの頃ですね。
今日は大久保先生が理事長であられる第10回日本ニューロサイエンス看護学会、とても充実とした学会となっており、今後さらなる発展をなされる学会であることを直に感じました。
私は、パーキンソン病患者さんに対する補完代替医療の検討について発表をしました。
この事例は疼く深部痛と足先にピリピリと放散する特有の痛みを持続的に抱え、疼痛を「得体の知れない“怪物”」と語り、疼痛の重症度が高かったケースです。夜は寝がえりがうてないほど辛いと感じ、どうしようもない諦めも抱えて辛さが痛いくらいこちらに伝わってきました。
アロマセラピーの介入後には「足に羽が生えたようだ」喜んでくださり、心地よさに仮面様顔貌が消え去って満面の笑顔でいました。患者さんの「表情」から感じられるその効果に嬉しく感じました。
目の前の患者さんに喜んでもらえる研究、そのことを一番に考えてこれからも症例を増やしていきたいですね。
本日、実行委員も務めたAPNの吉田仁美さんが先日は、大久保先生にアロマトリートメントをし、患者さんへの質の高い看護を考えていました。
大久保先生はローズ調の華やかさとおだやかな甘い香りのするゼラニウムの香りを選びました。自律神経やホルモン分泌のバランスを整え、精神的なストレスから現れる不調や女性特有の症状を和らげてくれると言われています。皆さんもお気に入りの香りを使って癒されてみて下さいね。
面談以外に、指導教員と繋がりを持てるニューロ研究会はとてもあたたかいなといつも感じます。